売り手市場の看護師資格

資格をとるのが易しく、しかも給料体系が安定していて、将来に希望が持てる。
今の日本に、こんなにおいしい資格があるだろうか。
あるとすればそこには必ず何か原因がある。

看護師の資格は、毎年の合格率が90%以上。
しかも看護養成校に入学するには競争がなく、普通に高校さえ卒業していれば、誰でも入学することができます。
その上、現在は高齢化の問題で、看護師の求人は、唯一の働き手が有利な働き手市場で、
仮に出産や育児の為に一旦職場を離れても、再び職場への復帰や新しい病院勤務を探すことはとても容易です。

また、収入面もとても恵まれていて、勤続年数や経験が将来的に給料のベースアップへと確実に繋がっていく。
こんな待遇の職場は、今はめったにありません。
その為、一旦社会に出て現実の厳しさを知った社会人が、看護師へ転職したいと言う希望は数多くあります。
しかし、ここが問題です。

看護師になる為には、一旦仕事を止めて、再び学生として看護養成校や大学に進むしか道はありません。
その為に、何の収入もなくして、学校の学費を払い生活できる社会人が一体どのくらいいるでしょう。
現実的に社会人からの看護師への転職は、どんなに能力があっても厳しいのが現実です。
ですから、将来的にも看護師の資格を持つ者が急速に増えて、競争になることはなく、生涯に安定した収入が望めます。
結婚して、暖かな家庭を築くには、安定した収入と、年齢とともに給料がベースアップしていくシステムが必要です。
学生のうちに将来を決めあぐねている方は、看護師を目指すことをお勧めします。