自衛隊にも刑養成所があります
看護師の仕事とは、医療、保健、福祉の場で医療行為を行う仕事です。
国家資格を取得している、厚生労働省が認める資格を有している専門職です。
病気や障害をもった人の日常生活の援助もします。疾病の予防と健康増進のアドバイスをします。
看護師になるには、看護学校や看護大学の看護師養成課程において看護教育の基礎を学び、その上で国家試験に合格して看護師免許を取得ができるものです。
国際看護師協会に属している日本看護協会により、「ICN看護師の倫理綱領」にある看護師の基本責務は、健康の増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和となっています。
医師、歯科医師、看護師、准看護師以外の人が看護を行うことができません。
また、正当な理由がない場合には、業務で知り得た秘密を漏らすことを禁止されています。
看護教育は今まで看護高等学校(看護科、専攻科で5年間)、看護専門学校などで主に行われていたのですが、
医療の高度化が進んでいる近年は、4年生大学の看護学部や医療部などが設けられ合計3,000時間以上の養成教育が行われています。
それらを卒業することで看護師国家試験の受験資格が得られ、合格すると、厚生労働大臣から看護師免許が交付されます。
自衛隊には、災害派遣や有事の際の看護要員となる隊員の養成のために、施設が設けられています。
准看護師資格を取得している人には、選抜を経ての看護師養成も行われています。
また法務省所管の医療刑務所でも、刑務官、法務教官に対して、矯正施設での看護要員養成のために、准看護師養成施設があります。
看護師の1日の仕事をまとめてみると、朝の申し送りが前日の夜勤者からあります。
患者の個々の様子を聞き、情報を収集します。その後で、患者のベッド周りやベッドの上の整理などの環境整備をして、清潔な環境を整えます。
その他には、バイタルサインのチェックや個々の訴えなどに耳を傾け聞き取り、体を拭いて清め、入浴介助などをします。
検査などがある患者には、検査の行われる場所まで誘導して、検査を受けてもらいます。
リハビリなどがある場合には、そちらへの誘導をおこないます。
採血、点滴、手術の準備、術後の迎え、術後の看護など、食事の介助、服薬の介助など一人の看護師が受け持つ患者数は、平均で5人から8人くらいです。
その他に、ナールコールが鳴れば対応します。
一日の終わりには、看護記録をつけ、次の受け持ちに申し送る事項を整えます。